星槎について
我々が目指すものは、生徒が主人公になれる学校であり、生徒が主体的に参加できる学校なんです。そしていろいろな悩みや障がいを持っている子ども達も、又もっと新しい自分を見つけたいと思っている子ども達も、仲間を作り笑顔を持って我々の教育現場に参加できることを念頭に置いてきました。 私は教育者ではありません。自分なりに分類してみると、たぶん「教育環境作り」という新たな分野に分類される人間ではないかと思っています。もちろん建物とか校庭だとかを造るという意味ではありません。「こんなものがあれば」「こんな場面があれば」「こんな教材があれば」…等々を沢山考え行動するのです。私たちは、子ども達が必要とするものであれば、とにかく何とかして創り出し、彼らに提供するということをやり続けているのです。 (「創設30 周年の想い」より)